「関西弁は伝染る」なんてよく言われてますが、「染み込んでしまう」というコトはあるのだろうか。
大泉洋さんのあの独特の喋りは「落語が染み付いてるから」と答えたインタビュー記事を、ふと思い出した。
子供の頃に落語のテープを丸暗記するぐらい聴きこんで、ホントは落研に入りたかったけど無かったから演劇研究会の門戸を叩いたと。
ひょっとしてさ……私のこの独特の喋り方、関西弁を聴きまくって染み込んでしまったのかな。。
来世は関西人になりたいでも軽く触れたけど、私は相当打ち解けた人とは関西弁が混じったような謎言語で話す。自分でもこうなる理由が本当にわからない。
大人になり意識して直せつつあるが、それでも親や妹、職場の親しい人などの前では謎言語になる。
関西弁と出会ったキッカケは子供の頃、毎週のように見てた吉本新喜劇だ。物心ついたとき(4歳ぐらい)の私の3大アイドルは、SPEEDのhiroさん、安室ちゃん、山田花子さんでした(実話)
そして、マンガの「カードキャプターさくら」は、アニメもすごくすごく見た。
主人公が魔法が使えるカードが入った本の封印を解いてしまい、カードを集める物語。その封印された本が長い間大阪にあったため、本を護る精霊(ケロちゃん)はコテコテの大阪弁で話すのだ。
(※作者のCLAMP先生、アニメでケロちゃん役だった久川綾さんは関西人。)
そこからバトンタッチするように、今度はメンバー全員関西人の某アイドルグループにハマる。
当時、ネットでファンが録画した関西でのレギュラー番組のビデオテープを貸してる人がいて、それをダビングしてめちゃめちゃ見た。レギュラーラジオは毎週聴いてカセットテープにも録音し、超聴いた。
そのあとにはT.M.Revolutionに少しだけハマり、UVERworldにどっぷり沼落ちする(全員滋賀県出身)。思春期から青年期の8年間と一番長く続いた。
はたして……4歳から20代前半までぶっ通しで関西弁の人やキャラが好きで言葉を聴き続けると、関西弁は伝染りはしないが染み込むなんてコトはあるのだろうか。
ちなみに、全て関西弁だから好きになったではありません。
それぞれ面白い、かわいい、顔がキレイでトークが超面白い、歌が超かっこよくてノリが楽しいからです。
おわりに。この記事を書いていると、つんく♂さんが書いた「ことばと訛りとリズム」という記事をみつけた。
つんく♂さんの話とはちょっとズレてるけど……私は関西弁の高低差と緩急のあるリズム感を聴いてて超楽しいと感じると同時に、無意識のうちにつられてる……ってコト?
今思えば「かまへん」とも「おおきに」とも言わないんだよな。私の言葉の引き出しに存在してない。
例をあげるなら「そりゃ↓そうだよ」が「そら↑そうやろ」になるといった感じ。(※矢印は音程です。伝われ)
約25年間、自分自身でも謎に思っていたコトがちょっとだけ解明された気がした。
でも、関西人からすればどうなんでしょうね……。。
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