SKY-HIさんの「晴れるまで踊ろう」という本を読んだ。
今現在は活動休止中であるAAAのメンバーであり、ラッパーとしても活躍していて、新進気鋭の音楽事務所「BMSG」の代表でもある。
本について知ったのはゴスペラーズの黒沢薫さんのInstagramから。もともと昔から生い立ちから今現在までを語った本やインタビューが好きで、ずっと頭の片隅に置いていたんです。
ふらっと寄った本屋さんに置かれていて「あの赤と黒のって……!」と思い出して購入。
率直に言います。この本を新品で買って本当に本当によかった。ものすごく共感の塊だった。
アイドルとして活動するかたわら、ラッパーとしても活動して感じる居場所がない感じ、それでも「自分らしさ」を大切にして歩き続けるその姿は、人としてかっこいい。
『晴れるまで踊ろう』には、個性を殺さず純粋に生きるコトの大切さから孤独との葛藤まで、生々しく書かれていた。
……あまり多くを語りたくないけど、私も似たような経験をしている。中学~高校生の頃はゲームセンターの中で男子に混ざって女子が一人。
母に「男は学校卒業したらバラバラになるから女の子の友達を作りなさい」と言われたけど、聞く耳持たずだった。(し、実際に母の言う通りになったけど後悔してない。)
大人になっていい音で音楽を聴くようになっても、私のように音楽に熱い人間は周囲に誰もいない。
まれに拭えない孤独感に襲われるコトもあるけど、いい音で音楽聴くの超楽しいもん。やめられないよ。
今、音楽ライター・インタビュアーを目指してブログを書いてるけど、私も言うならばフリーランス……になるのかな?
覚悟決めて起業して、挑戦し続けるSKY-HIさんの姿にはすごく前向きになれる力をもらいました。感謝です。
そしてなにより「嘘のないエンタメを」というSKY-HIさんの考え方。非常に素敵です。私も嘘が嫌いだから頷き過ぎて首がもげるかと思った。
以前、音楽とファンベース という記事で書いた「身近さ」と全く同じではないけど、近しいコトな気がする。
たとえば、アーティスト側からすれば「寒いからスタジオ行く前にコンビニであったかい飲み物買った」という日常ですらも、ファンからすれば「嘘のないエンタメ」みたいなものじゃん?
ありのままが垣間見えるような感じって、やっぱりファンとしては嬉しいんじゃないかな……難しいコトかもしれないけどね。
あと、最近ちょっとずつYoutubeでTHE FIRSTを見ている。沖縄は日テレが無いので存在すら知らなかった。(公開してるのすごくありがたい。)
結果はわかってるとはいえ、それでもめちゃめちゃおもしろい。「げんせきのちからって、すげー!」って驚くし、なにより『ありのままのSKY-HIさん』を見てるのが超楽しい。音楽に対してすごく純粋で目がキラキラしてる。最高。
ちなみに、SKY-HIさんやBE:FIRSTを筆頭にBMSG系のグループの曲も聴いてます。そこまで行くとライブも……とまでは行きません。
SKY-HIさんやBE:FIRSTメンバー、BESTYの皆様すごめんなさい。(嘘つきたくないので先に謝る人)
沖縄住んでるとライブに行くのがすごく大変なんですよね……航空券とか航空券とか航空券とか宿泊費とか宿泊費とか。自宅とライブ会場近辺しか行き来できなくてもいいから、どこでもドアが欲しいよドラえもん。
……だけど、記事書いたり、プレイリスト作ったり、レビュー書いたり、そういったことで応援できたらいいなと思ってます。
ここまで読んだ人へ。
「晴れるまで踊ろう」 自分らしさを大切にして、日々を前向きに生きる大切なメッセージも込められてますので、ぜひともまずは試し読みだけでもしてみてくださいね。
あと、9月11日リリースの"Mainstream"はRyosuke"Dr.R"Sakaiさんもプロデュースに参加してます。Skoop On Somebodyの"State Of Soul"をプロデュースした人でもあります。
歌を引き立てる音数を絞った絶妙なサウンドメイク。かっこいいでしかない。
……だけど、個人的には2曲目のSOSが好き。色気がヤバい。
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