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Official髭男dism「ノーダウト」の細かすぎる聴きどころ。


新企画!一曲にスポットライトを当て、じっくり聴いたり調べたりして「特に聴いてほしい、気づいてほしい、知ってほしい」という部分を語っていきます。


「音楽って奥深くておもしろいな」ということを感じることができれば幸いです。



初回はOfficial髭男dismの「ノーダウト」です。

ヒゲダンは名曲だらけですが、この曲は三本の指にはいるぐらい大好きな曲です。









ノーダウトには、特に聴いてほしいポイントが3つあります。




1:ハイハットや高音ビートの仕掛け。



この曲はハイハットや高音のビートが3パターンあります。



・ハイハットが外側から聴こえる

イントロ、1Bメロ、1番間奏、2Bメロ、2サビ


・ハイハットが中心から聴こえる

1Aメロ、2Aメロ


・ハイハットに打ち込みで細かいビートを被せている

1サビ、3サビ、4サビ



このハイハットの音が聴こえてくる場所が変わったり、打ち込みでビートを補強してるのは中毒性がある。






2:サビのボーカルを支える楽器の多さ



コーラス、ベース、サックス、ギター、ほぼ総出でボーカルをなぞったり支えてたりしている。

丁寧に重ねられているから音の厚みが増して頭に残りやすい感じになっている。強い。




3:「その奥の野生の欠片」のフレーズで重ねられてる歌声の数が多い



実際に全集中で数えてみたけど、多分、5か6。声が枝分かれしていき、最後に一番伸びてるロングトーンが真ん中から聴こえるのは痺れる。


可能であれば、「いくつ声を録りましたか?ミステイクはいくつあったんですか?」と藤原さん本人にきいてみたい。







あとは、個人的に2番のAメロとBメロの間や、最後のサビに入る前のスクラッチもすんごいかっこいいので聴いてほしいです。


ちなみに、この曲のドキュメンタリーが公式Youtubeにありますが、1ヶ月経たずでアレンジまで自前で作ったと語ってます。化物か。いや、化物だ。




ぜひ、じっくり聴いて感じてみてくださいね!

できれば、ヘッドホンだったりちょっといい音で聴くのをおすすめします。


 

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