FM宝塚で毎月第1・第2土曜日18:00から放送中の『MUSICFLAVOR センリの道もサカセから』の「KO-HEYのちょっと聞いて!」のコーナーの一部を文字起こしました。
今回は2023年2月の放送回で、とあるサウナに行った際にサウナーのKO-HEYさんが癒やされない話です。1年近くKO-HEYさんのトークを聴いてますが、個人的に1番好きです。
※以下敬称略。
お風呂はいる瞬間声出してまうタイプ?
KO-HEY:最近、そのね、僕もサウナ好きじゃないですか。
文美:はいはい。
KO-HEY:そういう銭湯とかね、あのお風呂屋さんとかスーパー銭湯的なところとか。
文美:うん。
KO-HEY:本っ当にこうお湯入った「あー気持ちええわー」ってほんま1人で言うてる。
文美:(笑)。
KO-HEY:気持ちええわ〜って。
文美:(笑)。お風呂はいる瞬間声出してまうタイプ?
KO-HEY:もう出すようにしてます。
文美:あ゛あ゛っ。
KO-HEY:あ゛ーーーーー気持ちええ〜って言いながら入ってます。
文美:(笑)。
KO-HEY:で、ええわ。どう思われてもええわ。
文美:周りドン引きやろな。
KO-HEY:もうおっさんなったんでしょうね。「うわ〜温く(ぬく)、うわ〜、きもちええ」って。
文美:(笑)。
KO-HEY:言いながら入ってるんですよホンマに1人で。
文美:あ、うん。
KO-HEY:で、そのね、ちょこちょこ行かしてもらうね。
文美:うん。
KO-HEY:サウナでね。
文美:うん。
メロディーだけがお琴になってるやつ知らん?
KO-HEY:なんかさ、よくさ、和食屋さんとかでさ、ちょっと。
文美:うん。
KO-HEY:なんか、和食屋言うたってその、なんていうの、あの、昔ながらのね。
文美:うん。
KO-HEY:あのよくさ、そのポップスやねんけど、J-POPとかやねんけど。
文美:うん。
KO-HEY:今言うたらもう歌謡曲とか、洋楽とか。
文美:うん。
KO-HEY:メロディーだけがお琴になってるやつ知らん?
文美:はいはいうんうん知ってる知ってる。
KO-HEY:聴いたことないそんなの?
文美:あるある聴いたことあるよ。
KO-HEY:めちゃくちゃちいちゃい音でそれがかかっとんねん。
文美:ほうほうほうほう。
KO-HEY:まぁ、ほいで「うわー、こんな曲あったなぁ、あんな曲あったなぁ。山口百恵さんの曲あったなぁ」
文美:うんうんうん。
KO-HEY:な?
文美:うん。
KO-HEY:そんなん、ぱーってわかんねん。
文美:うん。
なんの曲やねんこれ!!
KO-HEY:例えば、「あーこれ、ビートルズやなぁ」
文美:ほうほうほう。
KO-HEY:「デッ♫デデーン♫」
文美:お琴でやろ?
KO-HEY:もう「ダッ♫ダッダーン♫」ってきたら。
文美:うん。
KO-HEY:「ダン♫ダン♫ダン♫タン♫タン♫ダ♫」
文美:(途中からKO-HEYさんのメロディーにあわせて微かに口ずさむ)
KO-HEY:もうああ、やっぱそうやんけ!
文美:ほうほうほう。
KO-HEY:すげえ。
文美:うんうんうん。
KO-HEY:でそのいろんなんが混じってるわけ。ジャンルとか、時代が。
文美:うんうん。
KO-HEY:ほんだら「ちゃんちゃんかちゃんちゃちゃ♫」ってなんかかかってんねんか。
文美:うん。
KO-HEY:ほんだら(苦笑)、なんか「テテテテテンテン♫テテテテテンテン♫」ってなんの曲やねんこれ!!ってみたいな。
文美:(笑)。
KO-HEY:「テテテテテンテンテン♫テンッ♫テテン♫」全っ然わからへんねん。
文美:(笑)ほうほうほう。
KO-HEY:で、よう行くねんそこ。いっつも最近の曲はそんなや。
文美:わからん曲。
KO-HEY:誰のなんの曲か知らん。わからへん。
文美:ほうほうほう。
KO-HEY:でも、昔の曲は「テンッ♫テテン♫」ってきたら「これもうあれやんけ。イエスタデイ」やんけって。
文美:ほうほうほうほう。
一発で「ああの曲や」ってわかる曲を作り続けないとダメ
KO-HEY:もうメロディーラインの太さが違うわけ!
文美:なるほどね!だから最近のやつは全部一緒に聴こえるというかなんか。
KO-HEY:(話を遮って)「テンッ♫テテテテテテテテテテン♫」
文美:(笑)。
KO-HEY:なんのこっちゃ!知らんがな!!みたいな。
文美:(笑)ほうほうほう。
KO-HEY:もう全然、サビになっても「テテン♫テテン♫テテテテテンテテーン♫」もうわからへん。全っ然。
文美:(笑)なんやねんって。
KO-HEY:これねぇ、ホンマにねぇ、僕メロディーを作る人間としてはね、やっぱお琴であろうが尺八であろうが何であろうがね、一発で「ああの曲や」ってわかる曲を作り続けないとダメだなって心から。
文美:(笑)いやそれさえ作れればもう強いと思うわ。
KO-HEY:せやねん。だからホントにやっぱりね、そのいいとか悪いじゃないんです。
文美:うんうん。
KO-HEY:太いメロディー。みんなが歌ってみんながわかるメロディー。「テテテテテ♫」をディスってるとかではない。でもわからへんねんそれだけじゃ。
文美:はいはいはいはい
昔のはなんかメロディってのは歌詞とおんなじだけの価値感があったよな
KO-HEY:ってことは今の楽曲ってなにかっていうと「歌詞に寄ってる」ってことなんですよ。
文美:あーなるほどね、メロディーラインとかじゃなくて。
KO-HEY:もういまはメロディーラインなんて、もう極端な話どうでもいいぐらいの今ことなってるもん。
文美:あっそう!
KO-HEY:おう。いや、肝心なところはあったりもするけど、基本的にはもう歌詞なんだよね。
文美:「うっせぇ♫うっせぇ♫」とかでも?(※Adoさんのうっせえわ)
KO-HEY:いやだから「デッデン♫デッデン♫デッデン♫デン♫」はわかるけど。
文美:わかるから。(KO-HEYさんとほぼ同時)
KO-HEY:もうそれって、ほら歌詞と一体になってる。
文美:あーたしかにはいはい。
KO-HEY:めちゃくちゃ。で、昔のはなんかメロディってのは歌詞とおんなじだけの価値感があったよなって思って。
文美:まぁでもたしかにそうやねぇ。
KO-HEY:今のはメロディが薄いですからそういう意味で言うと。濃くはないんですよ。ないのが多い。
文美:うーんうんうん。
KO-HEY:やっぱりだからメッセージというかね。「あーそうなんだなぁ」と思ってサウナ入ったらひとっつも落ち着かへん。ひとっつももう。
文美:(笑)もう仕事モードが頭が働いてもうてね。
KO-HEY:全然癒やされないんですそこはいると
文美:(笑)無音で入らなアカンとちゃうホンマに?
KO-HEY:もう俺スピーカーなんかもう箸かなんかでつっついて壊したろかな思うぐらい。
文美:(笑)。
お琴でそれする理由ありますか?
KO-HEY:「なんにもいらんのじゃあ!!!」と思いながら入ってんのやけど。たまにそれ入ってきて「へーへー」って思って。オフコースとかすぐわかるよ。
文美:ああそう。
KO-HEY:「テンッテンッ♫」って言うたら「もう♫終わりだね♫」やから
文美:(笑)。
KO-HEY:あー絶対オフコースや。ああやっぱや。「さよなら」や。
文美:年代ちゃうの?最近のやつわからんってだけじゃなくて。
KO-HEY:いやいや、「テテテテテテンッ♫」わからへんねんそんな連打、連打のおんなじ音の。
文美:(笑)わからんけどな。
KO-HEY:もうあのあれやんか。浜ちゃんが歌ってた「WOW〜♫WOWWOW〜TONIGHT♫」ぐらいで俺もう終わってるから。
文美:(笑)。
KO-HEY:おんなじメロディのあれは。時代的に
文美:(笑)。あの棒読みみたいなやつ。
KO-HEY:棒読み、でも今棒読みみたいなのばっかりやではっきり言うて。
文美:まあたしかにね。
KO-HEY:ホンマに悪いけど。
文美:ほんとうに。なんか(笑)、なんやろねあれ。なんやろねあれ。
KO-HEY:お琴でそれする理由ありますか?(苦笑)そのメロディを。
文美:それ選曲したん誰やねん。
その音はお琴では出まへんで(笑)
KO-HEY:でもそれせなアカンのでしょう?やっぱ新しいのどんどんやってかなアカンのでしょう?
文美:あーだからとりあえず全部やってかなアカンのかそうか……
KO-HEY:だからヒゲダンの曲なんかもうホンマに。
文美:ヒゲダンはお琴で。
KO-HEY:(文美さんの話を遮って)いや、あんな高い音、お琴出ませんで(笑)みたいなとこで弾いてるはるわ。めっちゃメロディアス。
文美:だから、むしろそれ弾いてる人を知りたいよね。
KO-HEY:いやホンマにリアルなのかシンセなのかなぁ?あれわからへんけど「テテンテン♫テンッ♫テンッ♫テンッ♫(後半は高すぎて声がかすれてる)」
文美:(笑)
KO-HEY:その音はお琴では出まへんで(笑)。いやいや、もうヒゲダンの曲はなんか逆にめちゃメロディ、メロディアスやから。
文美:うん、うん。
KO-HEY:びっくりするぐらい高いじゃないですか。彼(藤原聡さん)の声は。
文美:ちょっと島ちゃんまたそのお琴のなんか音源なんか探しといてくれへんかな?めっちゃ聴きたいわ。
KO-HEY:えげつない高いお琴やけど、これ違う種類のお琴ですか?みたいなぐらい高い音とか出てきてもう全っ然落ち着かへん。
文美:(笑)すごいな。落ち着かへんね。
KO-HEY:ということを、絶対今度ラジオで話しようと思って今日お話しました。
文美:今度耳栓してサウナ入ってみてください(笑)
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