【プレイリスト】2023年の曲でベスト10
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【プレイリスト】2023年の曲でベスト10

2022年12月〜2023年11月に配信・リリースされた曲の中から、私的ベスト10をプレイリストで作りました。2022年の年間ベスト10はこちらとなってます。


去年同様『1曲1アーティスト、アーティスト重複無し』の条件で選曲してます。









1位:Mirage Op.7 - Collective Live ver.(Mirage Collective)



2022年12月26日にMirage Op.4(長澤まさみさんがもボーカルに参加してる方)を聴いたときから、圧倒的首位。陥落することなく逃げ切った。

Mirageは同じ曲を様々なバージョンで収録してるのですが、このOp.7はライブセッション。実力派勢揃いで超豪華。



ここまで大人な雰囲気で不埒でエロくて切ない曲、最高以外のなんにでもないでしょう。



特にYONCEさんの色気と力強さを併せ持った歌声、空気の震えをとても感じるホーンとストリングス、ドラムのビートにSTUSさんがつけるアクセント。最高でしかない。


そして歌詞。複数人で書いているからまとまった一つの物語の感じはないが、それでもバトンパスで繋いでいく言葉の表現力が美しい。

しかも……止まることができない過ちの恋を描いていて、夜感もあるんだよ。琴線に触れるどころか、思いっきり心握られたって///


てかさぁ……なんでこの曲話題にならないの?

主題歌だったドラマ『エルピス』がマスメディアに切り込んだ内容だから?(最高に面白かったですよ!)

叶うものなら石油王を口説いてMirage Collective次作の予算を出したいぐらい、私はこの曲が大好きです。

今回限りとは言わず、またぜひともやってほしい。





2位:One Life Stand (Skoop On Somebody)






全私が待ってたSkoop On Somebodyの濃いファンク。Gakushiさん本当に本当にありがとうございます。(地面に額がのめり込んでる土下座)


もちろん、3人で歌うハーモニーもすごくすごくいいんですけど、1人で声を重ねてるTAKEさんも 好 き す ぎ る ん で す よ 私 は ! ! !

ファルセットと普通の歌声が一緒に聴こえて、いい意味でゾクゾクする感じ。もうたまらないよ……//////


そしてKO-HEYさんのズシッと身体にくるキックと、パンチが効いて尾を引くようにシズル音が鳴るハイハット。アガるでしかないでしょうこんなの。



年が明けたら、Nice'n Slow Jam-beyond-全曲レビュー投稿しますので、これぐらいで止めておきます。





3位:ONE GROOVE ONE NATION

(TAKE from Skoop On Somebody・Ms.OOJA・K E I_H A Y A S H I・Furui Riho・笠原瑠斗・DJヤマタ/Proud:Koichi Tsutaya)




FM NORTH WAVE30周年記念ソング。

プロデューサーに蔦谷好位置さんを迎え、この布陣。これはNORTH WAVE印がしっかり押されたスマブラとも言える豪華共演。


オケは音数が少ないシンプルな構成(しかも音の抜き差しの仕方が巧み)。

特に2回目のサビに入る前のシンセ、ベースライン、歌声が縦に揃う感じが超かっこいい。

からのタタッ、ツツタタッ、ジャカジャーンでサビ入りするの気持ちいい。


歌声は聴き応え抜群。最後のサビを繰り返す前「地球から回って回って回って

最後にやっぱりやっぱりやっぱりI LOVE YOU」のところで、TAKEさんがI Love Youってファルセットで伸ばしてるんですが、大好きです(直球)

MVでは最高に素敵で紳士な笑顔してるのもいいんだよね。





4位:Dramatic(SKY-HI)




疾走感とキャッチーさ、耳馴染みの良さがよくて超聴きやすい。すごく口ずさみやすい。


粘り気のあって太い重低音のシンセベースの音がいいし、Bメロ後半から808っぽいハイハットが追加されてビートが細かくなるのアガる。

加えて、添えるぐらいの音でボーカルを引き立てるエレキギターの音がかっこいい。


曲の後半の高速ラップしてシャウト、からのサビという展開。剥き出しの感情で歌う感じには痺れる。


そしてリリック。私はすごく共感したし、自分自身に言い聞かせた。

1番Bメロ後半とサビはマジメに生きてきたからこそ、ライターになりたいなんて無謀な夢を追いかけるなんてバカみたいに思えた。

……だからこそ、自分自身が思う常識をシャットアウトしなきゃ叶わないなこの夢は、そして最悪を笑えって思った。(夏以降、本当に色々ありすぎた。)






5位:寿寿寿寿司司司司(ウルトラ寿司ふぁいやー)



ウル寿司というバンドのスキルの高さが表れてる一曲。

これでメジャーデビュー2枚目なんですってよ。信じられます?


仕掛けたっぷり音数モリモリ、キャッチーで楽しい上にかっこいい。

特に、Jぺいさんのボーカルが1st「私は構いません」と全然違う。

楽器陣は翼さんのドラムの畳み掛ける連打がかっこいい。


ウルトラ寿司ふぁいやーって名前も、7人というバンド人数も、ドン・キホーテと共同レーベルでメジャーデビュー、全てが異色なバンドかもしれない。

そのうえ『誰がいつ見ても超たのC』というコミックバンドみたいなエッセンスも含んでるしね。


日本は異色的なモノを受け入れるのに時間がかかる国だけど、このクオリティの高さ(作詞、作曲、編曲、そしてミックスまで自前)はガチですごい。もっと広がれそしてバズれ。


この曲も個別で分けてレビュー書きますので、これぐらいで止めます。




6位:eden(ひかりとだいち love SOIL&"PIMP" SESSIONS)



大人のサウンドにここまで無邪気がハマるの奇跡。


満島ひかりさんのアーティストデビュー曲。透き通った声は抜群。そこに三浦大知さんは間違いない。そこには穢されない真っ白な無垢さがある。


サウンドはSOIL&"PIMP"SESSIONSですが、グルーヴィーなドラム、おしゃれなピアノ、煌めくホーンによる暗がりが似合う大人空間が広がってる。


この真逆のボーカルとサウンドなのに、キレイに混ざり合い独特の世界観と聴き心地を生み出している。


ラストの「金色の繭を」「続けて自由を」「全て愛になる前の囁き」のところはホーンと噛み合うところとか最高です。




7位:TOKYO 君が everything(KERENMI feat.キタニタツヤ、クボタカイ)




今年の始まり頃は、この曲がいつでもどこでも脳内再生されて大変だった。

なめらかなストリングス、弾力のあるベース、ふわふわシンセ、鋭いギターのスパイス感、そしてアクセントを入れてる様々な音。驚異的な中毒性がある。


TOKYO 君が everyhingってワードは語感もいいし、おしゃれだなぁと思う。

歌詞は特に「Blue,Purple,Pinkの街並みにセピアの貴方がいる」というフレーズは情景が浮かぶ。




8位:アフロディジアック(K E I _H A Y A S H I)





サウンドの空気感がかなり甘いけど、胸焼けしないですっと聴ける感じが大好きです。(ビターな部分があるからかな。)


ビートの音数は多く動きがあって、アクセントが効いている感じもすごくいい。TR-808の音色の使い方めちゃめちゃ上手くてとてもグルーヴィー。

歌声のフロウする感じや、硬くてアタックの強い高い声は気持ちいい(し、サビの低い声のハモリもいい。)


そして、じっとり感のあるエロい歌詞。もうこういう夜感や不埒さってストーリー感って音楽かマンガや小説でしか得ることができないのですが、描くの上手。情景が浮かぶしサビの語感のよさがいい。


……ただ、1曲3分以下だと、私はどうしても物足りなさを感じちゃうなぁ。

でもこの短い感じを延々と楽しむっていうのも、一つの楽しみ方の形かもしれない。現に脳内リピートがヤバかったし。




9位:FANCY feat. Soulflex(Aile the shota)




期待を込めての9位。


歌声が伸びたあとのファルセットの揺らぎがいい意味ですごくゾクゾクする。

滑らかさがあるけど、キレも感じさせることがある歌声はクセになる。


そのうえ、作詞もできるし表現力もセンスあって語感もいい。もっと歌詞読みたい。

FANCYは個人的に2番が好きです。「低気圧の足跡抜ける風音……(続きはいえ買ってから書く)」


スムースだけどグルーヴィーなトラックがすごく素敵。特に手数が多く複雑なビートのドラム、流れるようなサックスが最高。


最後に、大真面目に声を大にして書くけど、マジでAile the shotaさんは生の楽器と歌うべき。

他の楽曲も色々聴いたけど、無機質な音も有機的な音が合う声してると私は思う。




10位:FIRST NOTE(映画"BLUE GIANTサウンドトラック")



映画補正もあると思うので、10位に選びました。映画を劇場で観に行ったときは、観終わった後もこの曲が頭に焼き付いた。


サックスがとにもかくにも、めちゃめちゃかっこいい!

特に太い音で駆け上がるようなメロディ、高い音を鳴らすときの感じに痺れる。


ピアノは重低音の響きと螺旋階段をのぼるように繰り返すフレーズが気持ちいい。

超全集中で聴いたらわかるけど、重低音の中に超高音を隠し味で入れてる部分があるのだけれど、この隠し味がとてもいい。


ドラムはアグレッシブに感情のまま勢いよく叩きまくってるけど、すごく繊細でしっかりしてる部分も併せ持ってるのがヤバいでしか無い。マジで圧巻物。


終盤ではサックス、ピアノ、ドラムがひたすら自由に無規則に音をぶつけ合ってヒートアップしていくのですが、すごく心を揺さぶられる。堪らない。



……映画に関しては演奏シーンに対して辛辣な評価が多かったけど、全編手描きでやるならネトフリみたいな海外レベルの予算じゃないとムリだっての。映画館のでっかい画面と大音量で聴いて最高でしたし、ウルトラスーパー続編待ってます。

BLUE GIANTはアニメ映画ですが、音楽への情熱が濃厚な青春ストーリーは音楽好きには150%刺さるエモい作品です。心を思いっきり揺さぶられますよ。



 


以上の10曲です。

今年は首位が圧倒的に強く、かつSkoop On Somebodyが切望していた濃厚ファンク、ウル寿司はこれからが超わくわくするナンバー、そしてBMSGという私の中では新勢力が出てきたので、とにかく楽しかった。


来年はもっと新譜を掘るようにしたい。TOP100チャート聴くようにせねば(使命感)


また、よろしければこのTOP10に入り切らなかった2曲も紹介している「ラジオといっしょ第3回放送後記」もよろしくお願いしますm(_ _)m




ここでお知らせです。

ラジオといっしょでお知らせしていた福袋プレイリストの公開を12月31日に公開します。

もう少しだけお待ちください。



 

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